こんにちは!ドール服の通販ショップ「りんごぽん」です。

チャイナワンピースを作ろう企画6回目です。


前回の記事はこちらです。



 
今回は、2-4.袖と2-5.スカートを縫っていきたいと思います。

本日はなかなか地獄の所業だったのでした。
 

型紙作りの目次はこちら

  

2-4. 袖


 さて、ここまで概ね順調に進んできました!
縫うのはやっぱり楽しいですね♪(フラグ)

さて、袖に入りましょう。

袖はなんといってもタックを畳んだ白の部分が難所だということが予想されます。
普通にタックがたためる気が全くしなかったので
タック部分を縫いとめていく作戦に出ました。

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上から1.5cmほどの幅をとって、
タックが入るべき部分にミシンを入れてみました。

りんごぽん

「えっちょっとまって本気なの」



リカちゃん

「え、何が?」


りんごぽん

「私、タックを3本入れるつもりだったんですよ……。」



このペースで行くと、どうやっても2本までしか入れられません。20

<2本目を縫ったら、もうどこにもスペースが残らなかったの図>

りんごぽん

「仕方あるめえ!
タックは2本に変更でい!」


剛毅に振る舞うことにしました。

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さて、袖の下部分本体と縫い合わせ、端にジグザグミシンをかけました。
縫代は、柄布の方に倒します。
するとタック部分が奥に引っ込むように見えるのでナイスです。

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柄布側から見ると、とっても平和。
勢い余って白の糸で縫ってしまいましたが、
目立たなそうなのでこのまま行くことにします。

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左右同じものを作りました。
タックの部分で目から血の涙が出てくるかと思いましたが
辛くも踏みとどまりました。

そして、その後、
より大変なことが起こったのです。

私は、自分への思いやりで
袖口をジグザグミシン+二つ折りで処理しようと考えていたことをすっかり忘れていたのです。
白の部分をなんとか三つ折りにし、縫いました。
細かいカーブの三つ折り。

りんごぽん

「縫代が1cmとかあれば、あらミシンをかけて糸を引いてカーブを作るところですが
今回は5mmなので力技で、そのまま三つ折りにして縫いました」



ここで、先ほど踏みとどまった血の涙がだだ漏れです。

筆舌に尽くし難い面倒臭さ。
なんて恐ろしい、5mm幅でカーブの三つ折り。

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やってしまったものは仕方ないので、
糸を変えて、柄ぬのの方も三つ折りにします。
私はなぜ、ここまで苦手な作業を入れてしまったのか。
後悔しきりです。


先ほども言いましたが、
型紙の時点では2つおりで済ませる気満々だったのです。
中途半端に張り切ると、こういう目にあいます。
ぜひとも気をつけましょう。

さて、なんとか袖の下側を縫い終えたので、袖の上側とつなげます。
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つなげて、ジグザグミシンもかけました。
上側が袖の上が上に見えるように置いたもの。
下側が袖の下が上に見えるように置いたものです。

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型紙の時点ではこんなカーブで、
袖上と袖下は縫い合わせにくいかなとちょっと心配していたのですが
さっきの小さなカーブの三つ折りに比べたらへでもありませんでした。

さて、今回はギャザーなども寄せていないので、
そのまま身頃に縫い付けます。
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袖をつけました。

どこがなんなのか全くわからない写真ですね。
赤くて壮麗な様子を見ていると
沼田町の夜高あんどん祭りを思い出します。


綺麗ですよね。

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表側から見るとこんな感じです。

ここで、袖にアイロンをかけ、ほうほうのていで縫った袖を落ち着かせます。
そして白の部分にはタック(というよりプリーツ)部分も
アイロンで押さえました。
アイロンがかかると少しピシッと見えます。
写真では伝わりにくいですが。

そして、袖と身頃の裏地を縫い合わせました。

本当はこちらの方法を採用したかったのですが
袖にボリュームがあり、肩が狭かったために不可能でした。
大人しくジグザグミシンで縫い合わせました。


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ここで、私は大事なことを忘れていることに気が付き、青くなりました。

りんごぽん

「チャイナワンピースの前側、忘れてた……。」



チャイナワンピースらしく見せる最も大切な部分を忘れていたことに気づいたのです。
ここまで縫ってしまったので、
もうほどいてやり直す気力はありません。

アームホールのジグザグミシンをかける前だったら、まだやりやすかったのに。

りんごぽん

「こうなったら、上から縫うしかない!」



というわけで、えりの中心をちょっとほどいてリボンを差し込むという荒技に出ました。
そして斜め→縦にリボンを縫い付けます。

サテンのリボンは
ライターやチャッカマンなどで端をあぶっておくと、ほつれなくなります。

これでよしとしました!

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さあ、ここまできたら身頃の完成まであと少し。
袖の内側を中表に合わせ、
縫い合わせてジグザグミシンをかけます。
こちらは赤の糸で。
白のタックの部分は、赤い布の方に倒します。

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両側の袖の下が縫えました。

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袖を鉗子などでひっくり返します。


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身頃を表地は表地同士、裏地は裏地同士になるように中表に合わせ、縫い合わせます。

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両側を縫い合わせて、身頃のでき上がり!
がんばりました!

2-5. スカート

 先ほどまでの作業ですっかり白目になりました。

スカートも同じ作業が待っているのかと。
しかし、はじめて見るとそうでもないことがわかりました。

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タックの部分を、袖と同じように縫います。


しかし、袖と違ってゆとりを持たせた型紙になっていたので
泣かずにちゃんと3本、タックの部分を縫うことができました。


型紙って大事ですね。


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同じように、スカート本体と縫い合わせて
ジグザグミシンをかけます。
袖と同じで、白の布は柄の布の方に倒します。
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反対側も同じように縫い合わせ、
そして白部分の裾を三つ折りにしました。


「あーまた5mm幅のカーブの三つ折りかあ……。」と
ちょっとテンションが下がっていたのですが
スカートくらいのゆるいカーブだったら
初めての経験ではないので、そんなに大変ではありませんでした。
なんでも苦労をしておくものです。

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柄の部分も3つ折りに。

まあ、これも型紙通りに作ればジグザグミシン+2つおりで行けたんですけどね!
すっかり忘れていた自分がいけないんですけどね!

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そして、背中側(画像では上の方)を三つ折りにします。ここは直線なので簡単。






本日はここまで!
明日には仕上がります!
次回の記事はこちらです。



前回の記事はこちらです。

楽しんでいただけると、とっても嬉しいです😊



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